かつての裏ビデオ業者たちは、規制のお陰で、ある意味安易な商売をしてきたといえるでしょう。裏ビデオは、とにかく「見たいものが見られる」ものであれば、とりあえず商品価値がありました。規制のお陰でモザイクやボカシがかけられている、それがないものを見たいというのが、裏ビデオ購入者たちの主な動機だったからです。
しかし時代は変わり、裏ビデオ業者たちが正規ビデオ業者となった今、見たいものが見られるのは、「当たり前」となりました。ただモザイクやボカシが外されているだけでは、商品価値がなくなってきたからです。それは当たり前というものでしょう。見たいものが当たり前に見られるようになれば、もっと違うものを見たいと思うのが、当然だからです。
ですから現在、無修正アダルトビデオは、過激化の一途をたどることとなっています。「中出し」も今では当たり前、さらに新たな刺激を求めるようになっています。刺激はかならずあきられます。ですからどんどん、新たな刺激を考えだしていかなければならないことになっていくでしょう。かつての「見えればいい」という安易なものでは、もう許されません。ほんとうの創意工夫が必要となっているのです。